園児の成長を見える化する!保育支援サービス「ChiReaff Space」とは?

作成日 2017/07/11 更新日 2017/07/12保育園支援ナビ編集部保育園支援ナビ編集部 

保育園の運営には、指導計画の作成や園児の出欠管理といった事務作業が欠かせません。しかし、昨今は事務作業の負担の大きさを理由に離職を決める保育士も多くなっており、各保育園では「事務作業の効率化」が課題となっています。

そんな保育園をサポートする技術として注目を集めているのが、「ICTシステム」です。このページでは、保育業務を支援するクラウドサービスのひとつである「ChiReaff Space」についてご紹介しましょう。

ChiReaff Space (チャイリーフスペース)とは


「ChiReaff Space (チャイリーフスペース)」とは、日本ユニシス株式会社が2015年より販売を行っている保育支援型クラウドサービスです。「ChiReaff Space」を園に導入することにより、保育士の大きな負担となりがちな以下の事務作業を、タブレット端末やパソコンを用いて簡易的に行えるようになります。

【ChiReaff Spaceで行える事務作業例】※2017年7月時点

・年間/月間/週日指導計画の作成
・園児の発達記録の管理
・園児の出欠情報の登録と管理
・保育士同士の申し送りの共有
・連絡帳の記入
・園児のアレルギー症状の管理
・保育士のシフトの自動作成

ChiReaff Spaceの大きな特徴

「ChiReaff Space」の大きな特徴は、園児ひとりひとりの発達データと、全国約4万人の園児の発達データを照合できる点です。

上記の画像をご覧ください。園児の発達データの入力画面では、園児の今の情報を入力しながら、幼児の行動のメカニズムや保育原理が確認できるフォーマットになっています。事務作業を単なる作業にせず、「今後はどのような方針で保育を行えばいいか」を保育士自身が考えながら記録をつけられる点が特徴です。

「園児カルテ」によって成長をさらにわかりやすく

さらに「ChiReaff Space」では、園児カルテによって園児の基本情報や成長の様子をチャート化できます。日々成長していく園児ひとりひとりの変化を一覧で確認できるため、保育士の指導方針のベースとして役立つところがメリットです。また、保育士の産休や退職など、人員の変動が起こった際の引き継ぎもスムーズになります。

保育士の仕事は、業務に必要な情報を担当者しか把握していない状況におちいりがちです。あらかじめ園のスタッフ全員で園児の情報を共有しておくことで、休暇や病欠といった事態にも対応しやすくなるでしょう。

「ChiReaff Space」ができること


「ChiReaff Space」ができることについて、さらに詳しく見てみましょう。

指導計画の素案の自動作成


指導計画の素案を自動的に作成します。素案のベースとなっているのは、園児ひとりひとりの発達記録や、厚生労働省の「保育所保育指針」などです。指導計画の根拠となる保育原理やメカニズムもあわせて確認できるため、保護者に指導方針を説明する際の資料にもなります。もちろん、園ならではの保育方針を素案に加えることも可能です。

「ChiReaff Space」の自動作成機能を利用すれば、年間・月間・週日指導計画の作成時間を大きく短縮できるでしょう。

シフトの素案の自動作成

各保育士のスキルや休暇希望を踏まえた、バランスのよいシフトの素案を自動で作成します。シフト作成にかかる時間を短縮できる点がメリットです。

園児の出欠を管理

園児の登降園時刻などの情報をデジタルで管理します。たとえば朝には、園児と登園した保護者の方にタッチパネル機器を操作してもらい、「今日の体調」「お迎え予定時刻」「お迎え予定者」などの情報を登録してもらいます。

保護者に入力してもらったデータを保育士全員ですみやかに共有できるため、「保育士の早退による引き継ぎ漏れ」や「お迎え予定者の聞き漏らし」といった、保育園側のヒューマンエラーを極力防ぐことができるようになります。

また、出欠情報の集計や延長保育料の計算も自動で行われるため、「保育士の事務作業」を大きくカットできる点もメリットです。

申し送りも「ChiReaff Space」で

「ChiReaff Space」は、保育士同士の情報共有に活用することができます。たとえば、園児の出欠情報や、前日にあった園児同士のトラブル、保護者からの要望、園児の怪我の有無などが挙げられるでしょう。

昨今の保育の現場では人員が不足することも多く、パートタイマーの保育士やボランティアスタッフの手を借りることも珍しくありません。園のスタッフが抜けなく申し送りを共有できる環境を作ることで、保育の質の向上にもつながります。

「ChiReaff Space」の導入までの流れや費用について


最後に、「ChiReaff Space」を園に導入するまでの流れについてご紹介しましょう。

1.「ChiReaff Space」公式ページの専用フォームから申込みを行う

2.保育園の環境に応じた見積もりをもらう

3.「ChiReaff Space」の運用に必要な情報(園児や保育士の個人情報)の登録を行う

4.保育士に「ChiReaff Space」の操作方法を学んでもらう(説明会の実施)

5.システム運用開始

「ChiReaff Space」の申込みから運用開始までにかかる期間は、約1~2週間となっています。運用の開始まで少々時間がかかるため、導入時期に希望がある場合は早めに申し込むようにしましょう。

導入費用および月額料金は?


「ChiReaff Space」の導入費用は1園あたり12万円~(税抜)、月々の費用は1園児あたり500円~(税抜)となっています(2017年4月現在)。保育園の環境や園児数に応じてコストが変わるため、正確な費用が知りたい方は見積もりの相談がおすすめです。

なお、「ChiReaff Space」はお試しで利用することもできます。「本当に園の運営が楽になるのか確かめたい」「実際に保育士に使ってもらってから決めたい」などの要望をお持ちの方も、一度問い合わせや資料請求をしてみてはいかがでしょうか。

ChiReaff Spaceの導入費用

導入に必要な条件 なし
初期導入費用 120,000円(税抜)~/1園あたり
基本利用料 500円(税抜)~/1園児あたり
無料体験 あり

まとめ


保育業務を支援するクラウドサービス「ChiReaff Space」についてご紹介しました。事務作業を効率化することにより、保育士の負担を軽減できるようになります。また、保育士が園児たちとの時間に多くの時間を充てられるようになったり、労働環境の改善によって定着率を向上できたりなど、連鎖的なメリットも見込めるでしょう。

ICTシステムの効果が気になる方は、試用期間などを活用しつつ、保育業務の効率化を体験してみてはいかがでしょうか。

参考サイト


保育業支援クラウドサービス ChiReaff Space「チャイリーフスペース」(2017年7月12日,http://check.gaina.ne.jp/)
保育業支援クラウドサービス ChiReaff Space「チャイリーフスペース」(2017年7月12日,http://c-reaff.unisys.co.jp/)
日本ユニシス「日本ユニシス クラウド型保育支援サービス『ChiReaff Space™』を全国の保育所に提供開始 -2015年6月24日-」(2017年7月12日,http://www.unisys.co.jp/news/nr_150624_chireaffspace.html)

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